ぎろっぽん

2008年7月3日

細かいところですが、やっぱりプランが・・・て言う話が再び出てるようです。毎日ドキドキ。

岡本社長に聞くと、啓仁さんがどうしても!というポイントがあって伝えたいとのこと。わざわざ夜に、沼津から東京に来て頂きました。19:00、丸茂さんお勧めのケーキ屋さん、HARBS@六本木ヒルズにて打合せ。打合せ内容で一番大きなことは、レセプションの背後に設けた2枚の壁とシャンプー台を覆う腰壁について。

啓仁さん「大きく繋がった空間構成ならば、これらの壁は視線を妨げるので、視線が通るようにできないか?」

イメージ写真も用意いただいていた。この意見はとても嬉しかった。空間のイメージを共有できたからこそできる議論だったから。そして、本格的に、この倉庫に、新たに絵を掲げたいという話が出たのもこの日。木村英輝氏の絵画。以前にもこの話題は出ていましたが、本格的に交渉しようとし出したのがこのタイミングでした。描く場所はレセプション背後の壁あたりかなー・・・・。なんて考えて、打ち合わせ終わり。

打合せが気持ち良いのは、皆さん、僕らにキチンと判断をゆだねてくれること。会社の仕事だと政治的なファクターでモノが決定したり、立場上後に引けない哀れな人がごねたり、批判することでしか自己主張できない人がいたりと・・・そんなことを考えると、「いいものをつくる」という共通の目標に向かって、協力し合えるビューティ岡本のスタッフさんたちは本当に気持ちのいい人たちばかりと改めて思いながら帰る。

詰めていこうと・・・・

2008年7月2日

お昼休みに、岡本社長から電話があり、和室など相談したいことがあると・・・大きな変更かなと、ドキドキ。

仕事帰りに飯田橋のデニーズ(試験前に良く使ってたあそこ!)で岡本社長とお会いする。特に大きな変更は無く、その場でスケッチしながら、2つ程プランの気になる所をお話しする。7月8日の夜に東京店にてエントランス周りの提案をすることも約束。その夜
鈴木工務店、小松さんに連絡し、変更点を伝える。見積もりUPの為に、すでに走り出していただいている。いろいろと協力していただいて本当に頼りになります。

■NEW スケジュール
8/10 着工
9/20 竣工 引越し準備を経て
10/1 OPENが理想。

最終提案@ビューティ岡本東京店

2008年7月1日

プレゼンの日。
結論から言うと 今回の提案は スタッフの皆さんから満足をいただくことができました。前回案(倉庫をそのままに、中にもう一個の箱をつくる案)は、そもそも空間を閉じ込む案で、スタッフさんたちの思いとは逆だった…。皆の顔が見え、お互いサポートがしやすい開放的な倉庫が良いとの意見をもらいました。

そこで今回は閉じる必要がある個室やWCなどを除き、大きなワンルーム的な計画です。HOZの描いたCGの威力が絶大で、建築に関わったことない 若いスタッフさんたちをはじめ、皆、自分たちの新しいお店が、こんな風になるんだということが、パッと理解できたようでした。下記提案書の一部です。

岡本社長ならびにスタッフさんの意見やこだわりはとても多い。これを許容できる案としては、ちょっと恥ずかしいですが、皆がイメージを共有しやすいように「美の倉庫」というキーワードを提示しました。ビューティ岡本のスタッフの業務は美を扱う業務。スタッフが作り出すアウトプットは「美」。また、社長のアートや家具などのコレクションも「美」。これら、スタッフさんたちの主体的な空間演出が可能な「いれもの」をつくろうと考えました。サービス面でアウトプットされる「美」、家具やアートなど物質として存在する「美」、これらを最大容量でストックできる空間を提案しました。下記は家具のコレクション一部です。

プレゼンシートでページをめくってCGが出た時、若いスタッフさんたちから感動の声が上がりました。

HOZ「CGつくれて良かった、とほんのちょっとだけ思いました。」

Hozは次の日から大阪に一ヶ月半の長期出張のため案が通ったのを見届けて一足先に早退。というわけで、大きな方向が決まり、10月01日のオープンを目指して、作業開始です。

朗報きたる

2008年6月25日

丸茂さんから朗報がメールにて・・・

今日は朗報です。沼津店営業期間を1ヵ月延長することが可能という返事を頂きました。したがって契約期間の満了は9月30日となります。

本当に貴重な1ヵ月、みなさんが図面を引く建物に、人々で賑わう場所となるサービス内容を、私たちも真剣に考えたいと思います。ひとりひとりお客様の心に届く、温かい空間にしたいですものね。

みなさまご多忙とは存じますが、どうかご自愛を。
 
岡本 丸茂

よかったー。
このあたりから僕達は、ビューティ岡本の皆さんを素敵なお施主さんから、大好きなお施主さんに格上げしました(偉そうですが)。お互いが歩み寄り、協力し、1つのものを作っていくといった感じ。(なんで会社の仕事はこうならないのか・・・)とにかく、すごい充実感を感じました。

Mznは、使用家具や使用鏡、使用器具を整理する。家具や、アート、植物など、岡本さんのコレクションズはすごい。この辺が、今回提案する案の発想の源。案としては決して画期的でも目新しものではないけど、綺麗に、良い空間になりそうなイメージできる。そもそも古倉庫の改修は結構、男のロマンですよね。

鈴木工務店の小松さんより連絡

2008年6月23日

鈴木工務店の小松さんより連絡貰う。岡本さん、倉庫の所有権を取得したとの事。つまりは、もう後ろに引けない・・・
案は まとまりました?と小松さんから催促。

案がひっくり返ったこと伝え忘れてた・・・

大変更の話を伝えると、小松さんもちょっと困惑。とにかく、岡本さんが今延長交渉中なので、頑張ってもらいましょうと、話を無理やりまとめる。