プレゼンの日。
結論から言うと 今回の提案は スタッフの皆さんから満足をいただくことができました。前回案(倉庫をそのままに、中にもう一個の箱をつくる案)は、そもそも空間を閉じ込む案で、スタッフさんたちの思いとは逆だった…。皆の顔が見え、お互いサポートがしやすい開放的な倉庫が良いとの意見をもらいました。
そこで今回は閉じる必要がある個室やWCなどを除き、大きなワンルーム的な計画です。HOZの描いたCGの威力が絶大で、建築に関わったことない 若いスタッフさんたちをはじめ、皆、自分たちの新しいお店が、こんな風になるんだということが、パッと理解できたようでした。下記提案書の一部です。
岡本社長ならびにスタッフさんの意見やこだわりはとても多い。これを許容できる案としては、ちょっと恥ずかしいですが、皆がイメージを共有しやすいように「美の倉庫」というキーワードを提示しました。ビューティ岡本のスタッフの業務は美を扱う業務。スタッフが作り出すアウトプットは「美」。また、社長のアートや家具などのコレクションも「美」。これら、スタッフさんたちの主体的な空間演出が可能な「いれもの」をつくろうと考えました。サービス面でアウトプットされる「美」、家具やアートなど物質として存在する「美」、これらを最大容量でストックできる空間を提案しました。下記は家具のコレクション一部です。
プレゼンシートでページをめくってCGが出た時、若いスタッフさんたちから感動の声が上がりました。
HOZ「CGつくれて良かった、とほんのちょっとだけ思いました。」
Hozは次の日から大阪に一ヶ月半の長期出張のため案が通ったのを見届けて一足先に早退。というわけで、大きな方向が決まり、10月01日のオープンを目指して、作業開始です。